EU離脱
イギリスのEU離脱派勝利が決定的になりましたね。
世間が残留派優位の予想に傾く中、あまのじゃくな僕は、「離脱派が勝ったりするんじゃないのー」とか言って、
議論をふっかけていたりしたのですが、まさかの現実になっちゃいました。
これを受けて為替市場では極端なユーロ安になっていて、
円建てで出張費をもらっている僕には短期的に嬉しいニュースではあります。
しかし、僕が今滞在している研究所は、主にEU加盟のヨーロッパ諸国による国際協力で設立されたものです。
歴史を辿るとEUや、その前身にあたる*1欧州経済共同体の設立前からある機関ですし、
実際のところは影響は限られるといわれています。
ですが、今回の離脱派勝利は初のことなので、これがよい前例となってしまい影響が波及する不安はあります。
まあ、他のEU諸国は精一杯の圧力をかけて、これを悪い前例とするのでしょうね。
追記(6.24):イギリスはまだ離脱したわけではなく、あくまで国民投票の離脱派勝利ということで、微修正しました。
*1:あまり正確ではない言い方ですが